映画「ベイブ」仲間に支えられ運命を変えた子豚の物語をネタバレ解説

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映画「ベイブ」仲間に支えられ運命を変えた子豚の物語をネタバレ解説

出典:amazon.co.jp

こんにちは、たけしゃんです。

今回、映画三昧生活で紹介させて頂くのはコメディ映画「ベイブ」です。

本作はコメディなのですが、感動映画とも呼べる作品だと言い切れます。

主人公子豚のベイブは、通常なら食肉になるはずの運命を多くの仲間や人間に支えられて牧羊犬ならぬ

牧羊豚として生きていきます。

人間には言葉を話せないベイブ、しかし牧場にいる動物たちには言葉を通しベイブの優しさが伝わり生きる術を身に付けます。

純粋なベイブと仲間たちやり取りはホッコリした気持ちにさせてくれます。

人間でないからこそ伝わる楽しさ、感動が詰まった内容になっています。

本作は第68回アカデミー賞で作品賞、監督賞などなど多くの部門でノミネートされる評価を得ています。

本記事では、おすすめポイント、ストーリー、まとめ・感想の順で「ベイブ」の魅力を紹介していきます。

ベイブ、魅力とおすすめポイント

・可愛いベイブと仲間たちのやり取り

主人公ベイブは子豚、同じ牧場に住んでいるのは牧羊犬、羊、雄鶏、アヒルそして家には猫といった具合に

多くの動物が登場しますが、その姿がとても可愛く言葉も発するので愛着が湧くのが魅力の一つと言えます。

中でも牧羊犬のフライは、母親代わりとしてベイブに関わってくれます。

牧場の他の仲間たちは豚のくせにとベイブをからかいますが、フライだけが親切にベイブを支えます。

まるで人間の親子のような関係には感動するでしょう。

・ご主人ホゲットとの信頼が生まれる

ベイブは元々、牧場主ホゲット氏が食用に向い入れたのですが、何故かホゲットはベイブに魅せられて

食べる事を躊躇します。

妻のホゲット夫人はクリスマスにはベイブを丸焼きにしようと考えていたのですが、ホゲット氏の考えで

ベイブはま逃れます。変わりになった雄鶏は気の毒ですが。

そしてホゲット氏は、ベイブを羊の世話をする牧羊犬の代わりに牧羊豚として育てます。

牧羊犬コンテストの前夜、ベイブは意地悪な猫に豚は食べられる運命だと知らされ落ち込みます。

元気のないベイブにホゲット氏は優しく接し、勇気づける歌を歌いダンスを踊り励まします。

コンテストでは審査員からバカにされますが、ベイブを信じコンテストに挑む姿は信頼以外の何物でもないと感じます。

この感動も人間ではない登場人物(動物)ならではのものだと言える魅力です。

・物語を通して命の尊さを感じれます。

本来、豚は殺され食肉になって人間に食べられるのが当たり前です。

映画なのでベイブは牧羊豚として生きられますが、実際にはあり得ない事です。

もし豚や牛などの食用になる動物たちがベイブの様に考え生きていたらと思うと、悲しい気持ちになると思いますが

人間は何かの命を犠牲に生きていくので、その命に対して感謝する事が大事だというメッセージも含まれた作品だと思います。

家作品を見て改めて命の尊さを、そして運命を変える力を感じるでしょう。

以上の様なポイントが魅力に挙げられますが、作中にはもっと多くの魅力が含まれています。

是非、鑑賞して多くの魅力に触れてみて下さい。

ベイブ牧羊豚になる動画はこちら!!

「ベイブ」基本情報

日本公開日:1996年3月9日

上映時間:92分

監督:クリス・ヌーナン

主な登場人物及び動物

(ベイブ 子豚):クリスティーン・カヴァナー

(アーサー・ホゲット 牧場主):ジェームズ・クロムウェル

(エズメ・ホゲット 夫人):マグダ・ズバンキー

(フライ メスの牧羊犬):ミリアム・マーゴリーズ

(レックス オスの牧羊犬):ヒューゴ・ウィーヴィング

(フェルディナンド アヒル):ダニー・マン

(メー 羊):ミリアム・フリン

(ダッチェス 猫):ルーシー・テイラー

(ナレーター):ロスコー・リー・ブラウン

「ベイブ」ストーリー

養豚場で産まれた子豚のベイブは母親と兄弟と暮らしていました。大きくなれば天国に行けると信じて。

ある日ベイブは「子豚の体重当てコンテスト」の景品として、牧場主のホゲット氏に貰われていきました。

ホゲット氏の牧場には羊、アヒル、雄鶏、牧羊犬など様々な先住民が、そして家の中には意地悪な猫が住んでいました。

独りぼっちのベイブは悲しんでいましたが、牧羊犬のフライがベイブに寄り添ってくれました。そしてベイブもフライの

ことを「ママ」と呼ぶことにしました。しかしホゲット氏がベイブをいずれ食べる為に連れ帰った事実をベイブは知りません。

フライに懐いたベイブは牧羊犬の真似事を始めます。

ある日その様を見たホゲット氏は、ベイブに対する見方が変わります。

そして羊泥棒が来た事を伝えるために走ってきたベイブを褒め、ホゲット氏は牧羊豚として育てる決意をします。

しかし牧羊犬のレックスはこの事を面白く思わずベイブに辛く当たるのでした。

ベイブに優しく接してくれたのはフライだけでなく、羊のメーもその1人でした。

牧羊犬の真似をして羊を追い立てるベイブに対しメーは「優しく丁寧にお願いすれば、みんな聞いてくれる」と

ベイブはアドバイスを素直に聞き、羊たちと仲良くなりました。

しかしメーがある日野犬に襲われ死んでしまいます。ベイブは懸命に野犬を追い払いましたがメーは助かりませんでした。

ホゲット氏はベイブにメーの血が付いていたのでベイブが犯人だと勘違いしてベイブを殺そうとします。

ベイブが犯人だとはとても思えないフライは、他の羊たちに何があったのかを聞き犯人は野犬である事を知ります。

必死に走ってホゲット氏の元にむかうフライその時電話が鳴りました。野犬による事件が多発しているとの知らせでした。

晴れてベイブの疑いは解けました。

ある日ホゲット夫人は婦人会の集まりで3日間家を留守にします。

その間にホゲット氏はベイブを牧羊犬コンテスト出場させようと考えます。

ホゲット氏はコンテスト出場する牧羊犬の名前を書く欄に「ブタ」と記入しベイブの出場を決めます。

コンテスト前夜ベイブは、意地悪な猫のダチエスからブタは食べられるために居ると言われます。

ホゲット氏も例外ではないと。事実を知ったベイブは落ち込み家出します。

翌朝、ベイブが居ない事に気づいたホゲット氏、フライ、レックスは必死にベイブを探します。

発見されたベイブは林の中で震えていました。

疲れ切ったベイブは熱を出し、食欲も無くなっていました。

今までベイブの事を良く思っていなかったレックスも「主人のために頑張れ」と励ましてくれました。

ホゲット氏もベイブの為に歌を歌い、ダンスを踊ってくれました。

その甲斐あってベイブは元気になり、コンテストも順番を最後にしてもらい会場に向かうのでした。

コンテス会場に着いたベイブは初めて見る顔の黒い羊たちに驚きます。何とか羊たちに話しかけますが

黒い顔の羊たちは相手にしてくれません。

その時レックスはフライに「俺にまかせろ」と言い放ち牧場に走っていきました。

一方ホゲット氏は、大会関係者から豚を出場させる事について問い詰められていました。

しかし豚を参加させてはイケナイというルールはないためと、シブシブ参加を認められました。

そしてベイブの番が周ってきました。

観客はベイブを連れたホゲット氏を見て大笑いします。その時レックスが現れ牧場の羊たちから聞いた

羊たちの秘密の呪文をベイブに教えます。

ホゲット氏は競技を開始しベイブはレックスから教えてもらった呪文で羊たちを誘導して見事に競技を終えます。

評価は満点、観客は総立ちで喝采します。

その喝采の中ホゲット氏は一言「よくやった」とベイブに告げ、物語の幕は下ります。

映画「ベイブ」仲間に支えられ運命を変えた子豚の物語、まとめ・感想

今回はパロディ映画「ベイブ」を紹介させて頂きました。

本作は豚を主人公にしているため、アメリカでは菜食主義の意識付けであったり

マレーシアでは上映禁止になるなど物議がありました。(1年後にはビデオリリースはされました)

そういった話題が多い作品ですが、気軽に楽しめて感動も与えてくれる素晴らしい物語だと思います。

1998年には続編として「ベイブ/都会へ行く」も発表された事から人気を伺えます。

やはり作品を通して楽しみ、そして命の尊さも感じられる事が人気に表れていると感じます。

たけしゃんの映画三昧生活ではこれからも多くの作品を紹介していきます。

あなたの映画三昧生活のお役に立てたら嬉しいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました。

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