レッド・ドラゴン、大ヒット作、羊たちの沈黙へ続く恐怖の物語を解説

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レッド・ドラゴン、大ヒット作、羊たちの沈黙へ続く恐怖の物語を解説

出典:U-NEXT

こんにちは、たけしゃんです。

今回、映画三昧生活でお送りするのは、「羊たちの沈黙」の序章「レッド・ドラゴン」です。

世界的な大ヒットを打ち出した、映画「羊たちの沈黙」

その中で一際インパクトを残したハンニバル・レクター。

レクターは何故、厳重な牢屋で監視されていたのか。そして何故レクターにFBIが捜査の協力を求めていたのか。

すべては「レッド・ドラゴン」の中で語られます。

殺人鬼レッド・ドラゴンを追うFBI捜査官グレアム。捜査に行き詰まった彼は、ついに悪魔の知能レクターを頼る事に。

レクターとグレアムの因縁とは?それは、なんとグレアムがレクターを牢獄に送り込んだ張本人だったのだ。

レクターはいったい何をしてグレアムに捕まったのか、今レクターの正体が明らかに。

悪魔的知能でグレアムを翻弄しながらも、犯人逮捕のヒントを散りばめながら語るレクター。

果たしてレクターはグレアムに協力し、レッド・ドラゴン逮捕に行きつくのか。

そしてレクターの真の目的は・・・

ハンニバル・レクターを演じるのは「羊たちの沈黙」に引き続きアンソニー・ホプキンス。

FBI捜査官ウィル・グレアムはエドワード・ノートン。

2人の名優による鬼気迫る迫真の演技に引き込まれる事間違いなしの名作です。

本記事では「レッド・ドラゴン」のおすすめポイント・見て欲しい人、あらすじの順で執筆しています。

それでは早速「レッド・ドラゴン」の世界を見ていきましょう。

「レッド・ドラゴン」おすすめポイント・見て欲しい人

・事件解決までの緊張感溢れるストーリー

本作品では、連続殺人犯レッド・ドラゴンをFBIが追う展開になっているのですが、次の犯行のターゲットが

分からないまま時間が過ぎます。しかし満月に近い日に犯行が行われると睨んだFBIのグレアムとレクター博士。

事件現場の資料を何度も見直すグレアム、次に犯行が行われる前にレッド・ドラゴンを逮捕できるのか?

そしてレクター博士の協力は偽りなのか、最後の最後まで目が離せません。

・アンソニー・ホプキンス、エドワード・ノートンによる迫真の演技

レクター博士を演じるのは「羊たちの沈黙」に続いて、アンソニー・ホプキンス。

FBI捜査官グレアム役はエドワード・ノートン、2人は一般人とは違い特別な視点から事件を見ていきます。

レクター博士の煙に巻いた助言と、グレアムの特殊ともいえる洞察力、この2つを名優ならではの演技力が可能にしています。

このシリーズにおいて特徴的なのが、ハンニバルの助言が全てを物語っている点です。

本作でもこの煙に巻いた助言の本質を見抜くまでが一番の見どころとも言えるでしょう。

・推理、サスペンス映画が好きな人には絶対的におすすめです。

本作は殺人事件の犯人が始めから姿を現しているのですが、逮捕そして動機まで気が付くまでの推理は息をのみます。

そしてレクター博士の目的はレッド・ドラゴン逮捕だけに留まらず、思ぬ展開を見せます。

見ている人がレッド・ドラゴンに行き着くまで、一緒に推理できる楽しさをふんだんに盛り込んでいるので

推理サスペンス映画がすきな人は一緒に推理する事をオススメします。

後、嬉しい演出として「羊たちの沈黙」に続くエピソードも含まれているので、鑑賞後に「羊たちの沈黙」も見ると

楽しさが増します。

以上のポイントがおすすめなのですが、それ以外にも沢山楽しめる内容が含まれているので

是非、あなたの目で確認する事をおすすめします。

レッド・ドラゴン予告動画はこちら!!

「レッド・ドラゴン」基本情報

日本公開日:2003年2月8日

上映時間:124分

監督:ブレット・ラトナー

主な登場人物

(ハンニバル・レクター):アンソニー・ホプキンス

(ウィル・グレアム);エドワード・ノートン

(フランシス・ダラハイド):レイフ・ファインズ

(ジャック・クロフォード):ハーヴェイ・カイテル

(リーバ・マクレーン):エミリー・ワトソン

(モリー・グレアム):メアリー=ルイーズ・パーカー

(フレディ・ラウンズ):フィリップ・シーモア・ホフマン

(フレデリック・チルトン博士):アンソニー・ヒールド

(ジョシュ・グレアム):タイラー・パトリック・ジョーンズ

「レッド・ドラゴン」あらすじ(*ネタバレありなのでまだ作品を見てない方は注意して下さい)

1980年ボルティモア、オーケストラの舞台をハンニバル・レクターが鑑賞しています。

1人の男性の演奏に顔をしかめながら、明らかに男性の演奏は音が外れ、他の演奏者にも良いイメージはなかった。

演奏会後はハンニバルの家で食事会をする事が通例になっていた、今回もハンニバルが料理をふるう。

しかしその場に演奏者の1人の姿がなかった。

行方不明になった演奏者の行方を捜していたFBI捜査官のグレアムはハンニバルの元を訪ねた。

今まで多くの事件の解決にハンニバル助言を受けてきたからだそして今回も。

ハンニバルもグレアムの捜査能力をかっていた。しかし今回の事件の見立ては間違っているとグレアムから告げられた。

犯人は被害者を保存するのではなく食べていたと。そして犯罪精神医学の権威であるハンニバルがその事実に気づかなかった事に疑念を持っていると。

ハンニバルが席を外している間にグレアムは料理本を開き、ハンニバルが犯人である事に気づく。

しかしハンニバルに襲われグレアムは瀕死の重傷を負う、そしてハンニバルも銃で撃たれ逮捕。

この事件は新聞などのメディアで取り上げられ、入院中のグレアムの姿も写真付きで新聞に載った。

時は流れ、今新たな犯行が行われていた。

グレアムはFBIを引退し、妻モリー、息子のジョシュとフロリダの海辺で生活していた。

そんなグレアムの元を上司であったクロフォードが訪ねた。

今現在行わている2家族殺害の犯人逮捕のために協力を願うものだった。

2つの犯行は満月の夜に行われていた、次の満月までは3週間。最初は渋っていたグレアムであったが、捜査協力をすることになり1人フロリダを離れた。

グレアムはアトランタ州で事件のあったリーズ家を訪れた。

家の中を捜索するグレアム、犯行時リーズ家の犬が吠えなかった事に気づく。

犯行現場を見て声を失うグレアム、犯人は幼い子供まで殺害していた。

犯人は犯行後、夫人に性的行為を行い弄んだ。そして被害者の目に鏡の破片を埋め込んでいた。

ホテルに戻ったグレアムはある事に気づく。

犯人は遺体に鏡を埋め込む事により観客に見立てていたのだ。そして素手で夫人に触れていたと。

クロフォードに連絡を入れるグレアム、夫人の眼球に犯人の指紋がついているはずだと。

グレアムはFBIで事件の見解を述べた。

まだ事件は繰り返される、犯人は自分が神になれると信じているからだと。

新たな事実もリーズ家の犬は、事件前の何者かに刺され病院で安楽死させられていた事と

犬には首輪がついていなかったと。

そして最初の被害者ジャコビ家には猫のトイレがあったが、猫は発見されなかったと。

殺されて裏庭に埋められた可能性があるので、裏庭を探すように指示を出した。

そして夫人の眼球に犯人の指紋が付着していた事も分かったのだ。

FBIを後にするグレアムとクロフォードに新聞記者フレデイ・ラウンズが近づいてきた。

今回の噛みつき魔の独占取材をしたいとの申し出であったが、かつてレクター事件の時に病院で無断に写真を撮られたグレアムは

ラウンズを引き払った。

犯人の目星がつかないグレアムにハンニバルとの面談をクロフォードは提案した。

再び対峙するグレアムとハンニバル、ハンニバルは牢獄の一番奥にいた。

揺さぶりを掛けてくるハンニバル、助言を求めるグレアム。

事件の資料と写真を求めるハンニバル、グレアムは資料を渡した。

ハンニバルの見立てはこれからも犯行が続くと、そして捜査協力を受けると。

外ではラウンズが張っており、グレアムを写真に収めた。

グレアムは再びリーズ家に向かった。

そしてリーズ家の記念ビデオを見つけ鑑賞した。

そこには家族が楽しむ姿が、そして入口のドアも写っていた。

その後ジャコビ家に向かったグレアムは犯人が残していった痕跡を見つける。

その痕跡は、裏庭に立ち並ぶ木に「中」の文字が切り刻まれてる事だった。

ダラハイド老人ホーム

そこには祖母から虐待を受けて育ったダラハイドが1人住んでいた。

ダラハイドはハンニバルのファンで、新聞記事を集めていた。

再びハンニバルを訪れたグレアム「中」の意味は「レッド・ドラゴン」とは彼の見解を聞こうとする。

ハンニバルはホームビデオを見たいと願うがグレアムは拒否、これで面会は終わった。

牢に戻ったハンニバルは電話を巧みに使い、グレアムの家の住所を入手する。

一方グレアムは「レッド・ドラゴン」について調べ、「レッド・ドラゴン」の存在を知る。

クロマラックス社・カラー現像所の職員ダラハイドはフィルを取に会社に来ていた。

対応したのは目が見えない女性職員のリーバ。

そこに別の職員ラルフが現れたラルフはダラハイドを「ミスターD」と呼んだ。どうやら「ミスターD」がダラハイドの通称らしい。

ラルフはリーバに気があるらしく帰りにリーバを誘うがリーバは誘いを断った。

外は雨、ダラハイドは車でリーバを誘い家まで送った。そしてリーバはダラハイドを家に招き入れた。

目の見えないリーバは5歳の時に見たクーガーをずっと忘れまいと思っていた事を話す。

そしてダラハイドに興味を示し、噂で口を整形しているとかそんな事を尋ねがら急接近するが、ダラハイドはリーバの家を後にした。

グレアムはFBI本部からジャコビ家の家にあった物を見たいと連絡をしていた。

そして、それらの品を送るよう頼んでいた。

その時クロフォードが現れた。犯人からハンニバル宛の手紙がトイレットペーパーで届いたと。

何とかハンニバルに気づかれない様に別室で隔離するが時間がない。

必死に手紙から手掛かりを探すFBI捜査官たち、手紙の一部はすでにハンニバルが切り取っていた。

しかし解析の結果「タトラー紙」でやり取りが行われる事がわかった。なぜなら「噛みつき魔」と呼んでいたのが「タトラー紙」だったからだ。

早速発行される新聞を調べる。そこにはハンニバルからの暗号が載っていた。暗号が解読されないまま新聞は発行された。

ようやく解析された暗号には驚愕の事実が、グレアムの住所とそしてグレアム一家を殺せと記されていた。

事の真相をクロフォードはグレアムに告げた。

グレアムの家にFBIが到着、無事モリーとジョシュは保護されクロフォードの兄の家に。

万が一のためグレアムはモリーに射撃練習を行っていた。

タトラー紙の記者ラウンズは、FBIを装いリーズ家の死体解剖写真を入手しよとしていた。

怒るクロフォードであったが、ラウンズを利用してウソの記事を書かす事に。

嚙みつき魔を罵る内容で、最後にはひだるまになるまで待っていると。

そして時は、次の満月まで後10日に迫っていた。

ダラハイドは新聞を目にし持ち帰った。

朝、会社に出勤したラウンズは何者かに襲われ拉致された。

気が付くと椅子に固定され身動きがとれない、命乞いをするラウンズ。

相手はラウンズに記事の内容を語り始める。そして最後は火だるまになるとまで。

さらに語り掛けてくる、自分は人間を越えたと。

そして姿を現し、背中一面に彫られた「レッド・ドラゴン」を見せる。

更に恐怖に怯えるラウンズに、リーズ家とジャコビ家の殺害した写真のスライドを見せる。

そして、彼の書いた文章を読まされた後殺害される。

1台の丸焼けになった車椅子が、タトラー社に放置された。

クロフォード達は、録音されたラウンズの音声を聞いた。

彼らは手掛かりを探そうと動き出す、車椅子を運ぶ大型の車、そして車椅子。

グレアムは再びハンニバルを訪ねた。

ハンニバルは告げる犯行の動機は変身だと。

答えが分からなくイラつくグレアム、するとハンニバルは要求をしてきた。

「ディナーとビデオ鑑賞だよ」と。

ダラハイドはリーバを連れてクーガーの治療現場に、クーガーに触れ喜ぶリーバ。

ダラハイドはその姿を優しく見つめていた。

その後ダラハイドはリーバを自宅に招きいれた。リーバは杖で辺りを探りながら歩いた。

リーバはダラハイドの事を周りの女性は謎めいていて、素晴らしい身体をしていると話していると言う。

2人はキスをし、リーバはトイレに洗面所には入れ歯が・・

ダラハイドは仕事のためとビデオを鑑賞し始める、ビデオはある家族のホームビデオであった。

何のビデオか問うリーバに、会う相手なんだと告げた。

そして2人は結ばれていった。

目を覚ましたダラハイド、しかしリーバの姿はない。

慌ててリーバを探すダラハイド、屋根裏に上り庭を歩くリーバをを見つける。

ダラハイドは何かに抵抗する彼女は渡さないと、そして銃を手にし、彼女は渡さないと銃を自らの口に当てる。

そのダラハイドの前には「レッド・ドラゴン」の絵が掛けてあった。

リーバを家に送ったダラハイドは急いでその場をさった。

一方グレアムは届いたジャコビ家のホームビデオを見ていた。ハンニバルの助言「見ているのに、見ていない」の

意味を知るために。

ビデオを見てグレアムはジャコビ家のドアの施錠が自分の見たものとは違う事に気づいた。

クロフォードによれば1月の初めにドアえお張り替えた記録があったと。

犯人はボルトカッターを持って犯行に及んだ、つまり犯人はジャコビ家の中を見ていたのだ。

その頃ダラハイドは美術館を訪れ、レッド・ドラゴンの絵を見て、案内人を襲い「レッド・ドラゴン」の絵を食べたのだ。

そこに他の係員があらわれたが、ダラハイドは手をかけ何くわぬ顔で美術館を後にした。

クロフォードはジャコビ家に何か家の修理などの依頼があったかを探る。

グレアムは犬の首輪が無い事に気づき、ビデオ制作会社に犯人がいると突き止めた。

そして美術館で2人が襲われた情報が入ってきた。

ダラハイドは会社でグレアムを見つけ追われている事に気づく。

グレアムたちは会社で犯人の特徴を話す。そしてダラハイドの存在を知る。

リーバはラルフと話していた、その姿を見たダラハイドは嫉妬しラルフを殺害してリーバをさらった。

リーバを家に連れ込んだダラハイドは、2階にいる彼が狙っていると言う。

苦しむダラハイド、彼は家中にガソリンをまき怯えるリーバに銃を向けた。

ダラハイドは火を放った。そして心中しようと銃の引き金を引いた。

そしてグレアムたちがダラハイドの家に到着、家は燃えていたが外にいたリーバを救出した。

グレアムはリーバに語る、リーバのおかげでダラハイドは人間でいられたと。

自宅に戻ったグレアムはダラハイドの家の金庫にあったノートを読んだ。あまりにも残酷な内容に言葉を失った。

それは祖母からの虐待の記録であった。

クロフォードの元に電話がなった。ダラハイドの家で見つかった遺体はダラハイドではないという報告だ。

見つかった遺体はラルフだったのだ。

家に入りなかなか戻ってこないジョシュを呼びに家に入るグレアム、何と家の鏡が割られていた。

電話が鳴り留守番電wにダラハイドは死んでいないとクロフォードが告げる。

2階に上がりジョシュの部屋へ、ダラハイドがジョシュを人質にとっていた。

グレアムはノートに書いてあった言葉でジョシュを罵る、ダラハイドは逆上しグレアムに襲いかかる。

違う部屋に移動したグレアムとジョシュ、そこのモリーが現れた。ドアを挟んでグレアムとダラハイドは撃ちあった。

そして最後はモリーが止めをさした。

ハンニバルからの手紙をヨットの上で読むグレアム、彼は読み終わった手紙を破り捨てた。

ハンニバルに客が現れた若い女性でFBIだと。

彼を監視するチルトン博士が断ろうと言うとハンニバルは「彼女の名前は?」と一言

ここで物語の幕は下りる。

レッド・ドラゴン、大ヒット作、羊たちの沈黙へ続く恐怖の物語を解説・まとめ・感想

今回は推理サスペンス映画「レッド・ドラゴン」を紹介させて頂きました。

何度見ても推理を楽しめる作品だと思います。

そしてレッド・ドラゴンことダラハイドの悲しい人生に深い悲しみを受けます。

殺人は決して許される事ではありませんが、そんな犯人を創るのも人であり罪な事と改めて感じました。

そしてハンニバル・レクターの名を一躍有名にした「羊たちの沈黙」の前の話として描かれているのですが、本作では

ハンニバルの性格、考え方、そして知能の高さが際立っているのと感じます。

改めて「レッド・ドラゴン」を見た後に「羊たちの沈黙」を見てみたい衝動にかられます。

これからも映画三昧生活では色々な作品を紹介していきます。

あなたにとっての名作が見つかり、映画三昧生活を楽しめるキッカケになれば幸いです。

それでは次回の記事でお会いしましょう。ありがとうございました。

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