映画「リング2」、「リング」のもう1つ恐怖の続編3つの魅力

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映画「リング2」、「リング」のもう1つ恐怖の続編3つの魅力

出典:KADOKAWA

「ビデオを見た人は一週間後に死ぬ」
ジャパニーズホラーの金字塔「リング」、見た人すべてに恐怖をうえつけました。
しかし「リング」は恐怖の始まりでしかありませんでした。
そして続編として「らせん」が同時上映されましたが、実はもう1つの物語が存在しました。
「らせん」では呪いのビデオがもたらす呪いを医学的に解明しようとしたものでした。
しかし「リング2」では化学的な解決を試みるも貞子の呪いはとけず、恐怖の連鎖を止められません。
リングの事件から1週間後、ビデオを見てしまった浅川玲子の息子陽一、彼を救おうとする高野舞。
2人に襲い掛かる恐怖の数々、果たして舞は陽一を救うことが出来るのか・・・

「リング」を見た事がない方はこちらに紹介記事があるので見てみてください。映画「リング」決して見てはいけない「呪いのビデオ」を徹底解説

そしてもう一つの続編「らせん」は、こちらの記事で紹介しています。

今回のたけしゃんの映画三昧生活では、ホラー映画「リング2」をの魅力を紹介していきます。
前述した通り「リング2」は「リング」の続編ですが、「らせん」とは別のパラレルワールドという設定です。
登場人物は「リング」から引き続き高野舞、浅川玲子、浅川洋一、高山竜司といった人物がメインになっています。
そこに前作ではあまり多くは語らなかった貞子の叔父にあたる山村敬と医者の川尻医師が絡みます。
そして今回の恐怖の導火線に火をつけたテレビ局の岡崎が重要人物となります。

本記事では「リング2」の基本情報、魅力おすすめポイント、ストーリー(※ネタバレあり)、まとめ考察の順に執筆しています。
是非「リング2」を見てみたいと感じて欲しいので、まだ見てない方はストーリーを飛ばしてください(;'∀')
見たことがある方は、改めて魅力を感じて頂けたらと思い執筆します。

リング2,予告動画はこちら!!

「リング2」基本情報

・監督/中田秀夫

・原作/鈴木光司

・公開日/1991年1月23日

・上映時間/95分

主な登場人物/キャスト

・高野舞/中谷美紀(貞子の呪いにより死亡した高山竜司の教え子で恋人、高山のように不思議な力を持っている。)

・倉橋雅美/佐藤仁美(かつて呪いにより死亡した大石智子の友人、智子の死に直面して貞子を見てしまった。)

・浅川玲子/松嶋菜々子(呪いのビデオの噂を調査して自らもビデオを見てしまった。高山の死後に陽一を連れて行方不明になる。)

・浅川陽一/大高力也(浅川玲子と高山竜司の子供、高山の死後、浅川玲子と共に姿を消す。)

・高山竜司/真田広之(浅川玲子と陽一を救うため浅川玲子と一緒に呪いを解くことに奮闘するが、ビデオを見た一週間後に死亡。)

・岡崎/柳ユーレイ(浅川玲子の勤めるテレビ局の同僚、浅川の仕事を引き継ぎ事件に巻き込まれていく。)

・大牟田刑事/石丸謙二郎(「呪いのビデオ」による事件を担当する刑事)

・川尻医師/小日向文世(倉橋雅美が入院している病院の医師、高山竜司とは大学の同級生だった。)

・山村敬/沼田曜一(山村貞子の叔父、井戸の中で見つかった貞子の遺体を引き取りに現れ事件に関わっていく。)

・沢口香苗/深田恭子(呪いのビデオを持っており岡崎にビデオを託す。)

・山村貞子/伊野尾理枝(「呪いのビデオ」を作った女性、井戸の中で苦しみその怨念をビデオにした。生前は念じるだけで人を殺せた。)

・山村志津子/雅子(貞子の母親、千里眼という力を持っていた。その力のため人々から忌み嫌われ自ら命を絶った。)

「リング2」3つの魅力

作中に流れるBGMは不気味かつ緊迫感があり、見ている間ずっと緊張します。
恐怖の映像も前作に増して「ヒヤッ」とさせられます。
ではそれ以外の魅力をお伝えします。

❶複数人を恐怖に巻き込んだ「呪いのビデオ」

本作では、見た人は1週間後に死ぬ「呪いのビデオ」を最後まで見た人は多くありません。
しかし前作「リング」で「呪いのビデオ」を見てしまった人たちは、今回も恐怖の虜になります。
前作からの終わらない恐怖がまさに「リング」の象徴です。
そして新たに「呪いのビデオ」を見てしまった人も例外なく1週間後に・・・・
その後も「呪いのビデオ」の存在は消えません。

❷貞子と「呪いのビデオ」のルーツが明らかに!!

「呪いのビデオ」を作った山村貞子の生い立ちが少しづつ明るみになります。
そこに「呪いのビデオ」に映っている貞子の母親、山村志津子も登場して恐怖が倍増です。
志津子と貞子については、貞子の叔父である山村敬の口から語られるのですが、彼もまた後悔と恐怖に苛まれてます。

❸陽一を救おうとする舞に芽生えてくる母性

高野舞(*以下、舞)は陽一の父親である高山竜司と恋人関係にあった。
始めは高山竜司の死について調べようとしていた舞ですが、陽一に出会い彼を助けようと動きだします。
呪いのビデオ」の存在を知り、その恐ろしさを体験しつつも必死に陽一を救おうとする舞の姿は母性(母親)そのもので感動します。

以上の3つが主な魅力です。
これ以外にも見どころは沢山あるので、是非あなたが実際に見て感じてください。
・舞と浅川親子の出会い

「リング2」ストーリー(*ネタバレあり、まだ本作を見てない人は飛ばしてください( ´艸`))

出典:ファミリー劇場

・新たな恐怖の始まり

警察に呼ばれた山村敬は遺体となった山村貞子に対面します。
そして大牟田刑事から貞子は井戸の中で発見され、死後1・2年しか経っていない事を知らされます。
それは井戸の中で30年生きていた事を意味するものでした。
更に遺体の発見者の1人が死亡し、もう1人が行方不明である事も・・・

テレビ局の職員、岡崎は浅川玲子の取材「呪いのビデオ」についての仕事を引き継いでいた。
そんな岡崎の元に浅川玲子を探している舞が訪れた。
2人は浅川玲子と息子の足取りを調べるため、浅川玲子のマンションに訪れた。
そこで2人は浴槽で燃やされたビデオテープを見つけた。
舞は嘔吐し鏡に写った浅川玲子を見たのだ。
その時電話が鳴った、それは浅川玲子の父親が亡くなった事を知らせる警察からだった。
その後、舞と岡崎は陽一の通う学校に向かったが手掛かりはなかった。しかし舞はそこで「助けてよ」と言う陽一の幻影をみた。

夜、舞の自宅に大牟田刑事が来ます。
高山竜司の死の第一発見者という事で、話を聞きたいという目的だった。
大牟田は舞に山村親子の事とビデオについて尋ねます。
そして浅川玲子の父親の死について伝えます。

・ビデオの呪いとその後遺症

岡崎は「呪いのビデオ」の取材をしており、ついにビデオを持っている沢口香苗に出会います。
舞と岡崎は「呪いのビデオ」を見て死んだ大石智子の友達の、倉橋雅美のいる病院に向います。
倉橋雅美は大石智子が死んだ時、一緒にいました。それ以来口がきけなくなったのです。
病院に着いた2人は、川尻医師から倉橋雅美が念写した写真を見せられます。そこには「貞」の文字が映っています。

舞は病院の廊下でつい立越しに歩く倉橋雅美に遭遇します。雅美はテレビが怖いのです。
その雅美がゆっくりテレビに近づきました。
するとテレビの画面が歪んでいき「呪いのビデオ」の一部(井戸)が浮かびあがりました。
テレビを見ていた入院患者たちは苦しみだし、雅美も倒れこみ舞に「助けてよ」と叫びます。
雅美の手を握った舞には、雅美が見た貞子の姿が見えました。
舞は岡崎に取材を辞めるよう伝え、家に入りました。

翌日、舞は高山竜司との思い出の場所にいました。
そこで1人で座り込んでいた陽一を見つけたのです。
曜一も倉橋雅美と同じように口がきけませんでした。
しばらくすると浅川玲子が現れ、今彼女たちが住む家に向いました。
舞は倉橋雅美に出会った事を話します、テレビに映った井戸の事も。

一方岡崎は沢口香苗から「呪いのビデオ」を受け取りました。沢口香苗はビデオを見てしまったようで
岡崎に絶対に見るよう伝えて去っていきました。

・呪いの解明と浅川玲子の死

舞は陽一の元を訪ね、遊んだり勉強を見てあげたりしています。
どうやら陽一には貞子の姿が見えるみいたいです。
浅川玲子は川尻医師に相談するよう舞にたのみます。

病院に着くと大牟田刑事が来ていました、岡崎から連絡があったのです。
病院では倉橋雅美を使って実験をしようとしています。
雅美の恐怖のエネルギーを移動して取り除こうとする実験です、ビデオに「呪いのビデオ」を念写するという。
実験が始まり「呪いのビデオ」が念写され始めました、ところが雅美に異変がおきます。
舞はビデデッキとビデオテープを破壊して気を失います。

テレビ局に帰った岡崎は沢口香苗に電話します。もうすぐ香苗がビデオを見た時間です。
香苗は岡崎に誰かに見せるように伝えました。岡崎はビデオを机の引き出しに入れ鍵をしめました。
舞は目を覚ましました。
そこで山村志津子の載った新聞を見せられます。その記事には貞子の姿も写っていました。
川尻医師は「呪いのビデオ」の存在を話し、大牟田刑事は陽一がビデオを見た事を知り舞に浅川玲子の居場所を教えるよう迫ります。
その時、大牟田刑事の電話が鳴ります。舞を連れて行ったのは沢口香苗の自宅でした。
香苗は高山竜司と同じ死に方をしていました。

舞は浅川玲子の居場所を教え、浅川親子は警察に保護されました。
浅川親子は取調室に、陽一は別の警察に連れられています。舞は心の中で陽一に叫びます。「逃げて」と。
陽一は逃げ出します、そして「お母さん」と声を発したのです。
そして陽一を追いかけてくる警察を睨みつけます。すると睨まれた警察たちは苦しみます。
大牟田刑事は言います「ばけもの」と。

浅川親子と陽一は警察から逃げ出します。
逃げている浅川玲子は死んだ父親に出会います。
そして浅川玲子はトラックにはねられたのです。陽一は後から来た大牟田刑事たちを再び睨みます。
舞はそれを必死に阻止し、2人でその場を去っていきました。

一方、岡崎はテレビ局で沢口香苗を取材した記録のテープを見ていました。
テープを上書きして消すためです。しかし何度消そうとしても消す事ができません。
すると沢口香苗が首を振るシーンが繰り返し再生され、恐ろしく変貌した沢口香苗が画面から岡崎に近づいてくるのです。

・陽一救出のため大島に

山村敬は復元された貞子の遺体を連れて帰ります。そして遺体を海に返します、貞子を入れた棺はゆっくり海に沈んでいきました。
舞と陽一はフェリーに乗り、大島の山村宅に向います。
大島に着いた舞たちは志津子の生家、山村荘に到着します。浅川と高山も泊まった旅館です。

旅館について部屋に案内されている時、陽一がある部屋の前で立ち止まります。
それはビデオに映っていた鏡がある部屋でした。その様子を山村敬は何も言わず見ていました。
夜、舞は陽一に力を使わないでと頼みます。陽一は舞が味方であると信じ約束します。

舞は1人海辺に向いました、そこには敬が座っていました。
そして貞子が産まれた時の話をして貞子が産まれた場所、賽の河原に舞を連れていきました。

旅館に川尻医師がやってきました。
間もなく舞が走って帰ってきました。そして陽一が立ち止まった部屋の前で舞は見ました。
死んだはずの志津子がビデオの映像と同じ様に髪をといているのです。そして貞子も現れました。
舞は叫びます「あなたはもう死んだのよ」と、すると鏡は割れ志津子と貞子は消えました。

・貞子の呪いを解く実験がはじまる!!そしてハッピーエンドと恐怖のリング

翌朝、川尻医師は陽一に実験をはじめました。
陽一の中にある怒りを真水に移動させて怒りを消そうというのだ。
舞は陽一の身体を気遣い、自分がビデオを見て霊媒になることを決めました。
実験には大量の真水が必要なのでプールで行われます。陽一の怒りが舞を通しプールに消えるという実験です。

舞と陽一はそれぞれ椅子に座り、実験が始まりました。
川尻医師は陽一に何を見たか尋ねます。モニターの画面に浅川玲子と高山の顔が浮かびあがります。
そして舞せいで2人が死んだのだと言いました。舞も自分のせいだと陽一に言います。

すると今度はモニターに「呪いのビデオ」が流れはじめました。
そしてプールには怪しげな白い影が浮かびあがります。そう、あの世と繫がっているのです。
プールから貞子の棺が現われます。山村敬は棺に近づいていきます。
舞は意識を失った陽一を抱きかかえます。

舞と陽一は井戸の側面にしがみついています。
舞は必死にしがみつきますが、1人で陽一を支えるには無理があります。
すると陽一は「もういいよ」と言い放ち、井戸の底に落ちていきます。
舞は「陽一」と叫び、陽一のために手を離し井戸の底に飛び降りたのです。

井戸の底で必死に陽一を探す舞、一本のロープが上から落ちてきました。すると陽一が水の中から浮かびあがってきました誰かに抱かれて。
その誰かは高山竜司でした。
高山は陽一の手を握り、陽一に自分の恐怖を送れと言い、陽一の恐怖は高山に送られました。

ロープを使って舞と陽一は井戸を登っていきます。
しかし井戸の底から貞子が追ってくるのです。
そして「なんであなただけ助かるの」と言い放ち、貞子は井戸の底に落ちていきました。
井戸を登りきった舞たちはプールから出てきました。
プールには川尻医師、山村敬、川尻医師の助手が浮かんでいました。

舞は陽一に「もう怖くない」と聞き、自らは「まだ少し怖いかな」と言いました。

岡崎は病院にいました、倉橋雅美のように。
看護婦がカルテ用の写真を撮りました。写真を見て看護婦は驚きます。
岡崎の後ろには沢口香苗がいるのでした。

映画「リング2」、「リング」のもう1つ恐怖の続編3つの魅力・まとめ考察

「リング2」は純粋なホラー映画としての完成度は高いと感じます。これは続編映画としては珍しいです。
しかしそれだけではなく、舞の成長の中で母性がうまれる過程が感動的に描かれている事が良いと思います。
そして「らせん」と登場人物がほぼ一緒なのに全くちがう人物像で描かれているので、おもわず「らせん」も見て見たくなります( ´艸`)
シリーズとしては「リング0バースデイ」や「貞子3D」など多くの作品が登場しますが正直、「リング2」までが最も楽しめるというのが感想です。
出来れば、「リング」→「リング2」or「らせん」の順に鑑賞してもらえると嬉しいです。

たけしゃんの映画三昧生活ではこれからも多くの名作を紹介していきます。
あなたの映画三昧生活のキッカケになる作品が見つかれば幸いです。
それでは次回の記事でお会いしましょう。

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