絶対2回は見ちゃう!映画「ユージュアル・サスペクツ」の魅力を紹介
出典:U-NEXT
1回目は衝撃のラストにビックリ!2回目以降は自らの考察で謎解き。
に作られた嘘と真実に、あなたはいつ気づけるのか、間違いなく最低2回は見ちゃう!
今回のたけしゃんの映画三昧では「ユージュアル・サスペクツ」の魅力を紹介します。
衝撃のラストシーンにはビックリですが、それまでの伏線が緻密すぎてラストを盛り上げています。
(超大どんでん返し!!)
密輸船爆発事件に関わり命を落した4人の犯罪者グループ、グループを含め多くの遺体が船から見つかった。
事件の真相を追うため、関税局の捜査官デイヴ・クイヤン(以下クイヤン)がの生存者ヴァーバル・キント(以下キント)との面談を始めます。
事件について語り始めるキント、彼はキートンの生死を追求するクイヤンに詰め寄られます。
そして全てを語ったキントは霧の中に消えるのでした。
キートンの生死、カイザー・ソゼとは多くの謎を残したまま・・・
本記事の内容
・基本情報
・3つ魅力の紹介
・ストーリー(ネタバレあり)
・まとめ考察
ユージュアル・サスペクツ予告動画はこちら!!
基本情報
日本公開日:1996年4月13日
上映時間:106分
監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー
主な登場人物と出演者
密輸船爆発事件に関わった犯罪者グループ
・ディーン・キートン/ガブリエル・バーン:落ち着いた風貌の元刑事で前科者、しかしカタギになろうとビジネスマンになっている。
・マイケル・マクナス/スティーヴン・ボールドウィン:銃の取り扱いに長けている、短気な性格。
・フレッド・フェンスター/ベネチオ・デル・トロ:マクナスのパートナーで多くのヤマに関わってきた。
・トッド・ホックニー/ケヴィン・ポラック:爆弾の使い手。
・ヴァーバル・キント/ケヴィン・スペイシー:手足が不自由な詐欺師、オシャベリで密輸船爆発事件の生存者
その他の登場人物
・デイヴ・クイヤン/チャズ・パルミンテリ:関税局の捜査官であり、事件に関わったグループのキートンを追っている。
・ジャック・ベア/ジャカルロ・エスポジート:FBIの捜査官で密輸船爆発の捜査を担当、クイヤンとは親しい仲。
・イーディ・フィネラン/スージー・エイミス:弁護士でもあるキートンの恋人。
ユージュアル・サスペクツの元ネタは見つかりませんでしたので、完全な創作です。
「ユージュアル・サスペクツ」3つ魅力
❶衝撃のラスト!!
本作品のラストは、ミステリー映画史上、最高級のものと言えるでしょう。
全てにおいて裏切られた感には言葉を失うでしょう。
それほどまでに、全ての会話、映像にだまされてしまいます。
初見では謎を解くことは不可能です。
❷カイザー・ソゼの登場により葛藤する5人
キートン、マクナス、フェンスター、ホックニーそしてキントの5人。
彼らは殺し、強盗など様々な悪事を働いてきたアウトローの曲者です。
そんな彼らが怯えるのは謎の人物「カイザー・ソゼ」
しかしソゼの事をくわしく知る者はいません。5人はカイザー・ソゼの存在を信じ、そして疑います。
そして怯えも加わり悩んだ結果行動をおこします、自分と身近な人のために。
そんな心の動きがと葛藤する姿が、ミステリー要素とは別の魅力ポイントです。
❸2回は見ちゃう
1回で全てを理解するには骨が折れます(笑)
無心で物語を楽しみましょう。
2回目からは目線を変えて、事件の真相に迫っていきましょう。
作品を鑑賞していると、思わずクイヤン捜査官の目線でキントの話を聞いてしまいます。
キントの語り方が絶妙で、しかも映像も浮かぶので騙され引き込まれます。
おおまかなストーリー
物語は昨夜のカルフォルニア州、サンペドロからスタートします。
船の上にはガソリンが垂れ流れています。
そこには傷つき座り込む男と、カイザーと呼ばれる男がいます。
2人は少し会話を交わします、その後銃声が聞こえ船は爆発。
話は6週間前に変わります。
銃を積んだトラックが襲われ、銃が盗まれる事件が起きたのです。
容疑にかけられたキートン、マクナス、フェンスター、ホックニー、キントの5人はそろって面通しに。
警察の狙いはキートン、彼は元刑事で汚職まみれだったからだ。5人は同じ牢に入れられた。
マクナスが話し出すあるヤマがあると、しかしキートンは乗り気ではなかった。
そして現在、船の爆破現場にFBIのジャックがいた、事件には生存者が2人いる事が判明した。
デイヴ・クイヤンと生存者の1人キントとの面談が始まった。
しかしキントの背後には大物がいてキントは保釈が決まっていた。
その頃ジャックはもう1人の生存者アーコシュ・コバッシュを訪れた。アーコシュ・コバッシュは全身火傷の状態だった。
ジャックは聞き取りを始める。
アーコシュ・コバッシュは「カイザー・ソゼ」と連呼したのだ。
そしてクイヤンとキントの面談が始まった、クイヤンの狙いはキートンの生死についてだった。
キントは左手と左足に障害がありタバコに火をつけることもままならない。
キントは部屋中を見渡しながら話始める。
話しは面通し後からスタートした。マクナスのヤマに乗り気ではなかったキートンしかし金が必要なのも事実。
結局5人でニューヨーク警察の汚職、特別なタクシーサービスを襲い宝石を奪ってレッドフットに渡し、報酬を得た。
仕事は1回の予定だと思っていたが、レッドフットから新たな依頼を受け宝石商を襲った。
その際2人を殺害してしまった。しかも宝石はなくヘロインしかなかったのだ。
怒った5人はレッドフッドに詰めよるが、レッドフッドも依頼主に頼まれただけだと。
しかも依頼主が5人に会いたがっていると伝え、5人は依頼主の使いコバヤシに会うことに。
一同を前にしたコバヤシは、自分の雇主は「カイザー・ソゼ」だと伝える
「カイザー・ソゼ」とはマフィアの大物だという噂があるが、実在しないとも言われている。
コバヤシはて5人がかつて「カイザー・ソゼ」の仕事を邪魔したことに対する償いを求めた。
そして5人の生い立ちから経歴が記された書類を渡し去っていった。
キートンはソゼの存在を否定し他のものは恐れていた。キントはソゼの存在すら知らなかった。
ソゼに対しての償いは、対立する勢力の麻薬取引を阻止することだった。
果たして5人は命の保証もないミッションに向かうのであった。
密輸船爆発の真実は、そしてキートンの生死は?
キントは事のあらましをクイヤンに話、警察を後にします。
絶対2回は見ちゃう!映画「ユージュアル・サスペクツ」の魅力を紹介のまとめ・考察
本作の題名「ユージュアル・サスペクツ」とは常連の容疑者という意味があります。
5人の容疑者とカイザー・ソゼは、その名に恥じぬ曲者です。
そんな彼らを通して絶対2回は見ちゃうミステリーと構成は多くの場所で評価されています。
アカデミー脚本賞とケヴィン・スペイシーのアカデミー助演男優賞などで証明されています。
本記事を執筆中に何度もネタバレを書きたくなる気持ちを押さえました(汗)
それほどまでに本作の素晴らしさを伝えたいと思っています。
本記事を読んで少しでも興味を持って頂いたら是非、鑑賞して下さい。
たけしゃんの映画三昧では、これからも多くの名作を紹介していきます。
それでは次回の記事でお会いしましょう。