「新・猿の惑星」前作までの秘密が明らかに!!その悲しい魅力を紹介

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「新・猿の惑星」前作までの秘密が明らかに!!その悲しい魅力を紹介

出典:20th CENTURY STUDIOS

未来の地球、そこは人間ではなく猿(猿人)が支配する世界になっていた。「猿の惑星」
そして西暦3955年、地球は核爆弾により消滅した。「続・猿の惑星」
物語はここで終わったと思われていたが、実はもっと悲しい続きがあった。

今回のたけしゃんの映画三昧生活は「猿の惑星」シリーズで高い評価を受けた第3作目「新・猿の惑星」の魅力を紹介します。

衝撃のラストだった「猿の惑星」、更に衝撃をあたえた「続・猿の惑星」
前2作は名作中の名作であったが、「新・猿の惑星」も負けず劣らずの作品です。
今作の主役は人間ではなく、前作にも登場したチンパンジーのジーラ博士とコーネリアス。
今度は彼らが人間社会に投げ込まれる事に!!
彼らは滅んだ地球からどうやって生き延びたのか?そして人間社会は彼らをどう受け止めたのか。
悲しい結末が人類滅亡の引き金になるとは・・・・

本記事は「新・猿の惑星」の基本情報→見どころ・おすすめポイント→ストーリー(ネタバレ)→まとめ考察の順で執筆しています。
本記事を見てくれているあなたが「猿の惑星」シリーズに、そして「新・猿の惑星」に興味を持ってもらえたらと思っています。

本作品は「猿の惑星」シリーズの3作目になっています。今作だけでも楽しめるのですが、全ての話を理解するには
前々作「猿の惑星」、前作「続・猿の惑星」を先に鑑賞することをおすすめします。

「新・猿の惑星」予告動画はこちら!!英語のみですが、雰囲気を感じて下さい(;^ω^)

たけしゃんの映画三昧生活では「猿の惑星」、「続・猿の惑星」も紹介しているので、是非こちらも見てみてください。

「猿の惑星」をネタバレ解説・猿が支配する世界、そして衝撃の結末が

面白い続編映画「続・猿の惑星」ネタバレ解説・おすすめポイント紹介

「新・猿の惑星」基本情報

・監督/ドン・テイラー

・日本公開日/1971年7月31日

・上映時間/98分

・主な登場人物/キャスト

・コーネリアス/ロディ・マクドウォール(未来の地球から現代にやってきたオスのチンパンジー、未来では考古学者だった。)

・ジーラ/キム・ハンター(コーネリアスの妻で同じく未来からやって来た。未来では動物の研究をしていた。)

・マイロ博士/サル・ミネオ(未来から来た3人目のチンパンジー)

・ルイス・ディクソン博士/ブラッドフォード・ディルマン(現代の動物学者、コーネリアスらに興味を持ち親切に接する。)

・ステファニー・ブラトン博士(スティービー)/ナタリー・トランディ(ディクソン博士と同じく動物学者。)

・オットー・ハスライン博士/エリック・ブレーデン(アメリカ大統領の科学顧問でコーネリアスらを危険視している。)

・アーマンド/リカルド・モンタルバン(サーカス団の団長、コーネリアス家族に友好的。)

「新・猿の惑星」おすすめポイントと魅力

❶ジーラ達を取り巻く環境の落差が切ない

物語の前半、地球に突如現れたジーラとコーネリアスは人間に歓迎されます。
しかし彼らを危険視したハスラインによって彼らを取り巻く環境は一変します、そして最後には殺されます。
中には彼らに優しい人物も登場します。危険をかえりみず助けようとする人々です。
何か今のメディアのように、持ち上げてから落とす世界に見えて切ない気持ちになるでしょう。

❷「猿の惑星」につながるエピソードが判明

「新・猿の惑星」は「猿の惑星」そして「続・猿の惑星」の続編なのですが、時系列では一番初めになります。
前々作に登場したテイラーも名前だけですが登場してます、ァンにとっては嬉しい演出です。
そして猿に人間が支配される経緯が明らかになっていきます。これにはビックリ( ゚Д゚)でしょう。

❸やはり今回も衝撃のラストが待っています。

「猿の惑星」シリーズと言えば衝撃のラストがお馴染みですね。
本作品も衝撃のラストが用意されています。
是非、あなたの目で確かめてください。

ストーリー(まだ鑑賞してない方は飛ばして下さい( ;∀;))

冒頭、海上を捜査していたヘリコプターが海に浮かぶ宇宙船らしき物を発見します。
ヘリコプターからの報告を受け、浜辺には無数の軍人が集まっています。
宇宙船らしき物体は浜に引き上げられました。
その宇宙船らしき物から出てきたのは、なんと2足歩行の3匹の猿だったのです。

3匹の猿と宇宙船は、軍の管轄の施設に運ばれます。
3匹の猿は持着替えをしていました。
観察をしている人間には、人のマネをしているだけに思えました。
しかし着替えは持ってきたカバンから取り出した事を知り驚きを隠せません。
その後3匹の猿はロサンゼルス動物病院に移されます。

動物病院についた猿は、ゴリラの隣のオリに入れられました。(3匹の名前はコーネリアスと妻のジーラ、そしてマイロです)

人間がオリから去った後、ジーラは会話を始めました、何があってここにいるのか分からないと。
すると1マイロが話はじめます、「過去の地球に来てしまった」と。
残りの2人は驚きました、なぜなら彼らの知る地球は滅んでいたからです。
そして警告します決して話すなと、人間が未来の世界を知れば敵視してくるからと。

3匹の前に動物学者のルイスとスティービーが検査のため訪れます。
2人の学者は3匹と対面し実験を行い、彼らが話すことを知るのでした。
ジーラが話した事が発端で3匹は大声で揉めました。
すると横のオリにいるゴリラが興奮してマイロを殺してしまいました。
その後コーネリアスとジーラはルイス博士に素性を明かし、博士を信用することにします。

一方その頃、大統領は宇宙船はテイラー大佐の乗っていた物だと断定しました。
そして科学顧問のハスライン博士に査問委員会を開き、ジーラとコーネリアスを調べる事にしました。

査問委員会が始まりました、会場はマスコミと傍聴人でいっぱいです。
ジーラとコーネリアスは自分達の住んでいた世界の事を話しました。
その時ジーラは思わず「人間を解剖」という言葉を発してしまいました。
これにはハスラインが反応してしまいました、この事が彼らの運命を決めることになります。
その後の質問で2匹は未来から来たと言い、ハスラインは信じました。
審問委員会の後、ジーラたちはルイスとスティービーに地球が滅亡した事を話しました。

審問後の2匹は病院からホテルに移り、一躍有名人に、ファッションを楽しんだり幸せな時を過ごしました。
そしてジーラはワインをすすめられ、すっかり気に入ってしまいます。
ジーラは婦人会で演説したり、すっかり人気者です。

博物館を見学中、ジーラの妊娠が発覚します。
ホテルに戻ったジーラはハスラインと対話します。
ハスラインは戦争の話を聞き出そうとします、そして地球が消滅するのは3955年だと知ります。

事実を知ったハスラインは大統領に報告します。
彼はジーラたちを警戒していました。彼らのようは猿が増えることを懸念していたのです。
ジーラたちは再び尋問にかけられることに。

尋問でコーネリアスは猿が人間より優位になった理由を話します。
はじまりは、人間が猿をペットとして飼い始めた事だった。
やがて猿は人間と同じように話したり人間に仕えました。
しかし数が増えるにつれて人間への不満を持ち始めます。その時、猿たちの英雄アルドーが現われたと。

その後ルイス博士が呼ばれジーラに薬を打ち、ジーラが人間に行ってきた研究についてを聞き出し始めました。
人間を解剖したことなどだ。
そして委員会はジーラの妊娠をとめ、ジーラ、コーネリアスの生殖機能をうばうと決定した。

コーネリアスは食事を持ってきたアメリカ兵に起こり殺してしまった。そしてジーラとコーネリアスは逃げ出した。
ルイス博士は彼らを助けようとしていた。しかしアメリカ兵の死を知ったハスラインは2人を殺害すると決めたのです。
陣痛に苦しみながらもジーラたちは逃亡していた。
一方ハスラインは、大統領から2人を生け捕りにするよう言われていた。
コーネリアスは基地に向かうスティービーと出会い事情を説明しました。
そして2人はルスたちの助けを借りアーマンドのサーカス団に身を隠します。

アーマンドのサーカス団には、生まれたてのチンパンジー赤ちゃん、サロメがいました。
出産を控えたジーラはサロメに「ママ」と言葉を教えようとしました。
その後ジーラは無事に男の子の赤ちゃん、マイロを出産しました。
一方ジーラたちを追うハスラインは、捜査を動物園、サーカス団と広げようとしていました。
逃げ場を失いつつあるジーラたちを不憫に思うアーマンドは、ジーラにネックレスを渡しますお守りだと。

ルイスは廃船場で身を隠すようジーラたちに伝えます。
コーネリアスは見つかった時に自決できる様にルイスから銃を受け取りました。
そしてルイスとスティービーに別れを告げ去っていきました。

廃船場に着いたジーラたち、しかしハスラインの追手が迫ります。
事態を知ったルイスとスティービーもハスラインの後を追います。
しかしルイスによりジーラと赤ちゃんは射殺されます。
怒ったコーネリアスはハスラインを射殺しますが、後からきた警察に射殺されました。

ジーラたち親子は全滅して全てが終わりました。
アーマンドは再び次の興行先に向います。
しかしチンパンジーのオリの中にはネックレスを持った赤ちゃんがいたのです。
そう、それはまさしくマイロだったのです。マイロは「ママ」と言葉を発し幕が下ります。

「新・猿の惑星」前作までの秘密が明らかに!!その悲しい魅力を紹介まとめ

本作品で「猿の惑星」シリーズは3作紹介させて頂きました。
前作までとは違い舞台が現代ですので、違った感覚で楽しめます。
元々は前作「続・猿の惑星」で終了する予定だったのですが、なんと前作の製作中に製作陣が話を進めていた話があります。
それだけ「新・猿の惑星」に対する思いは強かったのでしょう。
故にシリーズの続編として、最も高い評価を受けてたのも納得できます。

映画の続編はコケるパターンも多いのですが、「新・猿の惑星」はシリーズが好きな人、そうでない人でも満足できるでしょう。
前述しましたが、やはりストーリーをよく理解するために前々作、前作を先に鑑賞することをオススメします。
また次回作「猿の惑星・征服」と「最後の猿の惑星」も紹介していきますので、興味があったらご覧ください。

これからも、たけしゃんの映画三昧生活では多くの作品を紹介していきます。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

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