「猿の惑星・征服」の魅力を紹介!今ここに「猿の惑星」が誕生する

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「猿の惑星・征服」の魅力を紹介!今ここに「猿の惑星」が誕生する

出典:DISNEY+

全ての筋書きが明らかに!!今「猿の惑星」誕生の秘話が語られます。

人類が猿に支配される世界、それは人類の過ちが引き起こしたものだった。
そして更なる過ちを犯し地球は滅亡した。何故、人類は過ちを犯してしまったのか?
ついにその事実が語られます。

今回のたけしゃんの映画三昧生活では「猿の惑星」シリーズ4作品目、「猿の惑星・征服」の魅力を紹介します。
まず簡単なおさらいをします、宇宙探索にでた人類が目にしたのは猿が人類を支配していたのが「猿の惑星」です。
そして猿と進化した人類(ミュータント)の戦争の末、地球が滅亡したのが「続・猿の惑星」
地球滅亡の危機から時空を超え逃れた3人の猿(コーネリアス、ジーラ、マイロ)が、滅亡したはずの地球にたどり着き悲劇を呼んだのが「新・猿の惑星」でした。
「新・猿の惑星」の段階では、まだ地球を支配していたのは人類です。しかしその後、猿と人類の立場は逆転し猿の惑星が誕生します。

猿の惑星が誕生したのは人類が過ちを犯したからでした。
舞台はコーネリアスたちが射殺された後から始まります。
両親の気転で生き延びたマイロ、そして彼を優しく見守ったアーマンド。
マイロは立派に育ちました。
しかし再び悲劇が訪れます。

本記事は「猿の惑星・征服」の基本情報、魅力おすすめポイント、ストーリー、まとめ・考察の順に執筆しています。
本記事を見ているあなたが「猿の惑星」シリーズ、そして「猿の惑星・征服」に興味をもって鑑賞して頂けたらと思っています。

「猿の惑星」「続・猿の惑星」「新・猿の惑星」の紹介記事もこちらに載せています。良かったら覗いてください。

「猿の惑星・征服」基本情報

監督/J・リー・トンプソン

日本公開/1972年7月22日

上映時間/87分、(完全版)/93分

主な登場人物/キャスト

・シーザー(マイロ)/ロディ・マクド・ウォール(本作の主人公、コーネリアスとジーラの子供、前作で唯一生き延びたチンパンジー)

・アーマンド/リカルド・モンタルバン(マイロの育ての親、サーカス団を率いている。)

・ブレッグ知事/ドン・マレー(マイロが生きていると、疑いをもっている。)

・マクドナルド/ハリー・ローズ(ブレッグ知事の側近、事あるごとにマイロの味方になる。)

・リサ/ナタリー・トランディ(メスのチンパンジー ※字幕ではリザと表記されている。)

「猿の惑星・征服」の魅力・おすすめポイント

❶猿たちを支配する人間の残酷さ

本作の人間の立ち位置は猿を支配する立場にありますが、見方を変えれば人間が人間を支配していた時代にも見えます。
人間は時に残酷なことをする生き物だと考えさせられるでしょう。

あくまで映画の世界なので支配するのは猿ですが、その扱いは極めてヒドイものです。
初めはペットとして可愛がっていたのに、人間の都合で奴隷にしていった過程は残念そのものです。

❷協力者の存在がせめてもの救い

本作も含めて「猿の惑星」シリーズでは人間の中にも協力者がいます。
今回の協力者はシーザーの育ての親、アーマンドとブレッグ知事の側近マクドナルドです。
彼らの存在は悲惨な物語の中で希望に見えるでしょう。作品を見ているあなたも、彼らに救いを願うでしょう。

❸猿だからという目線で見る(引き込まれていく)楽しさ

物語の序盤の猿は二足歩行はしているものの知性はあまり高くなく、火にも怯えます。
しかしシーザーの登場により目を見張るスピードで進化していく様には驚かされるでしょう。
武器や文明の利器を使いこなすようになる姿は、「スゴイ」なと思わず感じるでしょう。
そしてシーザーの言葉を理解して、復讐を終わらす姿は進化した生物そのものです。

以上の魅力をお伝えしましたが、考えさせられる場面は多くあります。
ぜひ鑑賞してあなたが魅力を感じて下さい。

ストーリー、まだ作品を鑑賞していなかったら飛ばして下さい(;^ω^)

1991年アメリカ、猿は2足歩行になり服も着て人間の奴隷になり働いていた。
20年前ジーラ、コーネリアス夫婦から生まれたマイロは、生き延びサーカス団のアーマンドに育てられていた。
現在では話せる猿はマイロのみ、その事は秘密であった。
アーマンドとマイロはサーカスの宣伝のため町を訪れていた。

アーマンド曰く犬や猫は8年前、宇宙飛行士が持ち込んだウィルスにより滅んだのだ。
最初、人間は猿をペットとして飼っていたが、仕込めば働けることを知り奴隷の様に扱うようになった。
今がその状態であった。

マイロは町で人間に酷い仕打ちを受けていいる猿を見て、思わず「汚い人類め」と話してしまった。
その場はアーマンドが自分が言ったと嘘をつくがマイロが逃げため、言葉がわかる猿だと疑惑が産まれた。
アーマンドは自分が警察に出頭し、マイロには他の猿に紛れるように指示を出した。

アーマンドはブレッグ知事に尋問を受けていた。
今回の件でブレッグ知事は20年前に射殺されたジーラ、コーネリアスの子供が生きているのではと疑っていた。
背景には人間に反抗する猿たちの存在があったからだ。
しかしそれは人間が猿に対して虐待をしている実態が原因だったのに。
そしてアーマンドは拘留された。

一方マイロは、港についた他の猿の群れに紛れ込んで施設に送られた。
施設では指紋を取られ管理され、訓練のため人間から虐待を受ける猿たちをマイロは目にした。
訓練は人間の奴隷になるような内容ばかりだ。

そしてマイロはオークションにかけられ、ブレッグ知事に買われた。
マイロはブレッグ知事の部下マクドナルドから訓練を受けることになった。
そしてマイロは新たに「シーザー」という名前を得た。
その後、シーザーは指令室の配属を命じられた。

その頃アーマンドはコルプ警察署長の取り調べを受けており、自白をうながす機械に充てられた。
その結果、コーネリアスに会った事があると話した。
そしてマイロの事を聞かれ、拒否するため逃亡をはかり自ら窓から飛び出し死亡した。
ブレッグ知事のシーザーに対する疑念は増していった。

アーマンドの死を知ったシーザーは深く悲しんだ。
そして人間に対する復讐心が芽生えたのだ。
シーザーはテレパシーを使い、猿たちに反乱を起こすための武器を手に入れる様に促した。
猿たちは各々武器を集めはじめた。
そしてシーザーの指示により銃火器まで調達することになった。

ブレッグ知事は最近の猿たちの行動を警戒して、問題をおこした猿を訓練所に送り罰しようとした。
マクドナルドは逆効果だと抗議した。
だが受け入れられずマクドナルドは話す猿を探す任務を言い渡された。

そしてシーザーが紛れ込んだ猿たちの輸送には、チンパンジーがリストには無かった事が明らかになる。
事実を知ったブレッグ知事はコルプを指令室に送り込みシーザーを捕えようとする。
しかしマクドナルドが機転をきかし、シーザーを逃そうとする。
そしてシーザーはマクドナルドに話しかけた、自由を得るために革命を起こすと。

逃亡していたシーザーだったが、警察に捕まってしまった。
捕まったシーザーは電気ショックによる拷問を受けた、そして拷問に耐えきれず「やめて」と言葉を発してしまった。
更なる拷問をシーザーを襲う、しかしまたしてもマクドナルドの機転によりシーザーは助かった。

一命をとりとめたシーザーはリサや仲間たちの元に向った。
そして仲間を引き連れて、猿管理部に突入した。
中にいた人間も銃火器を持って抵抗するが多勢に無勢、管理部は制圧された。
事態を知ったブレッグ知事は猿たちの射殺の命令をだした。
その頃、ニュースでは言葉が話せるチンパンジーがリーダーだと伝えていた。

そして猿と人間の全面戦争が始まった。
人間側は警察、軍隊をも出動させ猿をを見つけると射撃を行った。
しかし知恵をつけた猿は数で勝り次々と突破していった。ブレッグ知事はモニターを見ながら事態を見守っていた。

戦闘は激化し、遂にブレッグ知事は囚われてしまう。
囚われたマクドナルドはシーザーに問いただす。暴力で自由を支配するのかと。
その問いに人間よりまし、新たに地球を支配するとシーザーは答えた。
その時リサが「やめて」とつぶやいた。

シーザーは復讐は終わったと、そして今度は人間を召使として使うと。
そして猿の惑星が誕生したと宣言するのであった。

「猿の惑星・征服」まとめ・考察

本作品は「猿の惑星」シリーズの4作品目にして、猿の惑星が誕生した経緯を紹介しているので重要な位置であると思います。
そして逸話としては、当初の予定ではブレッグ知事が最後に処刑されるはずだったが、シーザーの演説に置き換わる事になりました。
例えばシーザーがブレッグ知事を処刑していれば、この先も復讐に復讐を重ねる事態が待っていたでしょう。
しかしシリーズはまだ終わっておらず「最後の猿の惑星」が待っています。

たけしゃんの映画三昧生活では「最後の猿の惑星」も紹介する予定です。
シリーズ5作は一気見してしまうぐらい面白いので、是非とも鑑賞してください。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

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