ここまでふざけたおバカ映画も珍しい!「クン・パオ」をネタバレ解説
出典:CINEMATOPICS
こんにちは、たけしゃんです。
今回の映画三昧生活はおバカ映画「クン・パオ」を」紹介します。
ネットで「クンパオ」と検索すればタイ料理が一番上に表示されるぐらい
かなりマイナー映画ですが、何も考えず肩の力を抜いて楽しめるおバカ作品です(笑)
物語の舞台は1976年に製作された「虎鶴雙形」という作品をベースにしたコメディです。
「虎鶴雙形」のフィルムをCGで加工して、セリフを変えたり映像を加工して全く違う作品に仕上げました。
しかも、監督、脚本、製作、主演の全てをスティーヴ・オーデカークがこなす、かなりふざけた内容です。
原作「虎鶴雙形」はアクション映画なので、本編も主人公「選ばれし物」が家族を殺害した悪党に復讐を果たすまでの
ストーリーなのですが、アクションシーンも殆んどふざけています。
ちなみに主人公の名前は「選ばれし者」とだけで、作品中ではこの呼び名だけで通っています。
登場人物も人間だけではなく、マトリックスの様は動きをする牛、BGMにエムシー・ハマーなどおバカ要素満載です。
「クン・パオ」おすすめポイント
・とりあえず何も考えず、肩の力を抜いて楽しめます
ストーリー的には両親を殺された「選ばれし者」が悪の軍団に復讐する流れなのですが、シリアスな場面はほとんどありません。
ですので本当に気楽に楽しめる内容に仕上がっています。
色々な映画をパクったシーンも盛沢山で、次に何が来るのかとワクワクする期待感もあります。
時折入るナレーションまで楽しませてくれます。
・無駄にCGを駆使した映像が素晴らしい。
本作は前途で説明した通り「虎鶴雙形」という映画に新たなカットを加えていますが、その映像は違和感なく見れます。
途中の戦闘シーンでも映像を駆使しており本気度を伺えます(笑)
特に牛との戦闘シーンは見物です。
「クン・パオ」基本情報
日本公開日:2003年1月18日
上映時間:82分
監督:スティーヴ・オーデカーク
主な出演者
(選ばれし者):スティーヴ・オーデカーク
(イテテ師(ベティ)):ロン・フェイ
(リン):ツェ・リンリン
「クン・パオ」ストーリー
まだ赤子であった「えらばれし者」は世界征服を企む悪の軍団の統領ベティに両親を殺されます。
そして命かながらに生き延びた「選ばれし者」は修行を重ね、ベティへの復讐に挑むのでした。
様々な敵と戦い、力を付けた「選ばれし者」はベティを撃破するのでした。
しかし次回予告にて、新たな敵が現れる事を予告して物語は幕を下ろします。
ここまでふざけたおバカ映画も珍しい!「クン・パオ」まとめ・感想
今回はおバカ映画「クン・パオ」を紹介させて頂きました。
冒頭からエンディングロールまでとにかくふざけた内容で笑ってしまう事間違いなしでしょう。
続編予告も流れますが、その存在は確認出来ていません(笑)
映画にも色々なジャンル、メッセージ性がありますが、こと「クン・パオ」においてはそんなルールも無視していると感じました。
ある意味これが娯楽映画の醍醐味なのかと思わされるぐらい完成度の高いおバカ作品だと改めて感じます。
時には何も考えず楽しむ事も大事なのだと教えてくれる作品の1つである事は間違いなし。
たけしゃんの映画三昧生活では様々な作品を紹介していますが、「クン・パオ」もある意味名作だと思います。
これからも多くの作品を紹介していきます。
それでは次回の記事でお会いしましょう。ありがとうございました。