映画「フォレストガンプ」1人の青年の人生を通し感動を与えた物語
出典:SYNCA
こんにちは、たけしゃんです。
今回の映画三昧生活は、感動巨編映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」を紹介します。
言わずと知れたトム・ハンクスの代表作の1つと言えるでしょう。
フォレストは主人公の名前で、彼の半生を通して感動、優しさ、時に怒り、そしてユーモアをふんだんに盛り込んだ作品です。
知能が低いが純粋で身体能力の高いフォレスト、彼を見守る優しい母親そして成長の過程で素晴らしい出会いに恵まれていきます。
フォレストは人々に救われ、また彼が人々を幸せにしていきます。
本作のキャッチコピーは「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」
未来は何が起こるか分からい、奇跡が起きる事もあると思える素晴らしいフレーズです。
ちなみにこのフーズは「アメリカ映画の名セリフベスト100」で40位にもなっています。
作品はアカデミー賞作品賞などなど高い評価を得ています。
時代背景として1950年代~1980年代のアメリカの映像を盛り込んで、あたかもフォレストがそこに居た様な演出も話題になりました。
エルビスプレスリー、ジョン・F・ケネディ、リチャード・ニクソン、ジョン・レノンなどの人物との共演がなされています。
そして時代の中にある様々な出来事をフォレストの目線で伝えて、メッセージを投げかけてきます。
勿論ベトナム戦争にも触れ、人種差別などの問題にも目を向けた問題作でもあります。
本記事では「フォレスト・ガンプ」のおすすめポイント、あらすじネタバレの順で執筆しています。
それでは早速、順に見ていきましょう。
「フォレスト・ガンプ」オススメポイント、見て欲しい人
・母からフォレストそして息子へ紡ぐ物語に感動
幼少期のフォレストは彼の事をよく理解する優しい母親に見守られ成長していきます。
知能が低いうえに背骨の問題で脚装具を付けなければ歩けないフォレスト、そんな彼を母親は
普通の人と変わらないと教え、教育も普通に受けさせる様に努力してくれます。
そしてフォレストに分かりやすい言葉で、物事や考えを教えてくれます。
その優しさに触れながら成長するフォレストは、優しく純粋に成長していき、子供にもその性格は紡がれていきます。
・最愛の人ジェニーの存在
フォレストの人生で母親と同等の存在であるジェニー。
ジェニーはフォレストにとって、初めての友人で愛する存在です。
出会いはスクールバスの中、フォレストの近所に住んでいたジェニー、2人は幼い頃はずっと一緒でした。
しかし成長するにつれて別々の人生を歩むのですが、フォレストはジェニーを想いジェニーもフォレストを想い
いつしか2人は結ばれるのですが、切ない別れが待っています。
離れたり、くっついたりと交差する関係、しかしフォレストの真っすぐな気持ちには感動を覚えるでしょう。
・フォレストを取り巻く友人や恩師たちとの友情
ジェニー以外の登場人物の存在も、大きくフォレストの人生を左右します。
ベトナム戦争中軍で出会った戦友のバッバ、そしてダン中尉、彼らはフォレスを理解し受け入れてくれます。
また彼らもフォレスの優しさに救われるのです。
・映像を駆使しての偉人たちとの対談
過去の映像を駆使して、ケネディ、ニクソン両大統領との共演をユーモラスな形で再現しています。
テレビ番組ではジョン・レノンとの対談をも果たしています。
あくまで架空の話ですが、楽しめるシーンである事は間違いありません。
・感動、優しさに触れたい人には特におすすめ
最後に本作は142分と長い作品ですが、ユーモアも有り中だるみするシーンも感じられずテンポよく観れます。
優しいBGMなど様々な場面で感動するのと思います。
僕は今の社会では、中々感動する場面が少ないと感じます。人それぞれだと思うのですが。
もし普段あまり感動する機会があまりない人は是非、「フォレスト・ガンプ」を鑑賞する事をおすすめします。
フォレスト・ガンプ、基本情報
日本公開日:1995年3月11日
上映時間:142分
監督:ロバート・ゼメキス
主な登場人物
(フォレスト・ガンプ):トム・ハンクス
(ミセス・ガンプ):サリー・フィールド
(ジェニー・カラン):ロビン・ライト
(ダン・テイラー):ゲイリー・シニーズ
(バッバ・ブルー):ミケルティ・ウィリアムソン
(フォレスト・Jr):ハーレイ・ジョエル・オスメント
ストーリー(ネタバレあり)
1枚の白い羽根が宙に舞い、フォレスト・ガンプ(以下フォレスト)の足元に降りる。
バス停のベンチで横に座る女性に対し、フォレストは自分の生い立ちを語り始める。
フォレストはアラバマ州に住み母親との2人生活、知能指数が低いフォレストは背骨の異常もあり足装具を付ける事で歩ける少年時代だった。
母親は空いている部屋を旅行客などに提供して生計を立てていた。
フォレストを普通学級に進学させたいと母親は願っていたが、一旦は断られる。
しかし、父親がいないのを利用した校長に付け込まれるが、母親はそれを受け入れフォレストは入学できる事に。
初めての登校日スクールバスに乗り込むフォレスト、足装具を付けている彼を皆、怪訝そうな目で見て席に座らせてもらえない。
その時1人の女の子が横に座るよう声をかける、それがジェニーとの出会いだった。
フォレストにはジェニーが天使の様に見えた。そして2人は会話をしながらバスを楽しんだ。
ジェニーの母親は亡くなっており、父親と生活をしていた。
父親はジェニーに虐待をしており、ジェニーは鳥の様に自由になりたいと常に思っていた。
ある日、フォレストをからかい少年たちが石を投げつけてきた。ジェニーは「フォレスト、走って」と叫ぶ。
ジェニーの言葉通りに必死に走るフォレスト、その時奇跡が起きた。走るフォレストの足装具が外れて彼は凄まじい速さで走り去っていった。
それからフフォレストは、いつも何処に行くにも走っていた。
ジェニーも父親の虐待が明らかになり、親戚の家に引き取られる事になったのだ。
高校に進学したフォレストとジェニー、またもフォレストがイジメで追い回される事態に
ジェニーは再び「フォレスト、走って」と叫ぶ。
車で追いかけられるフォレストは、たまたまアメリカン・フットボールの試合会場へ。
そして選手より早く走り、その姿を評価され大学にまで進学できたのだ。
5年間の学生生活を終えフォレストは無事大学を卒業、そして彼は入隊した。
そしてエビを採る家系に産まれたババと知り合う。
軍の生活はフォレストにピッタリはまった、教官の指示通り見事に命令をこなしていた。
ババはエビの話を常にフォレストに話した。
その頃ジェニーは酒場で裸で歌を歌うシンガーになっていた。
舞台を見に来ていたフォレスト、観客がジェニーに酒をかけた事に起こったフォレストは客を突き飛ばし
ジェニーは怒って舞台を去った。
フォレストはジェニーを愛していたが、ジェニーはフォレストは愛を知らないと言い去ろうとした。
フォレストはベトナムにいく事を告げた。ジェニーは「何かあったら逃げて」と、そして去っていった。
フォレストは母親にも別れを告げベトナムへ。
戦地に着いたフォレストとババ、上官はダン・テイラー中尉。
テイラー中尉はベトナムでの生き方を彼らに教えた。フォレストは彼を尊敬する様になる。
そして、ゲリラを探す為の軍事に出た。フォレストは仲間の事を信頼している。
沼地を進み、雨の日も進行は続いた。ババとは友情が深まりエビの商売を始める約束までした。
そして毎日ジェニーに手紙を書いた。「愛をこめて、フォレスト・ガンプ」これが手紙の最後の文章だった。
ある日突然、敵からの攻撃を受けた。応戦するも被害が増える。
その時テイラーとババが言う「フォレスト走れ」と、ひた走るフォレスト、しかしババを探すために戻る。
途中、傷ついた仲間を担いで安全な場所に移した。ダン・中尉も負傷しており担いで走った。
その時フォレストは尻を撃たれた、テイラー中尉は責任感故に助け出してくれたフォレストに怒りをぶつけた。
自分は最後まで戦いたかったのである。
ようやくババを見つけた、しかしババは重症を負っていた。
ババを担いで走るフォレスト、何とか逃げ延びたがババは「うちに帰りたい」と話し死んでしまった。
尻の負傷が原因でフォレストは病院生活、ダン中尉も両足を失い隣のベッドにいた。
ここでフォレストは卓球にハマる。その腕はみるみる上達していった。
ある晩テイラー中尉が、戦地で死ぬべきだった何故助けたのだ、そして二度と歩けない事を嘆きフォレストに話した。
テイラーは生きる目的を失っていたのだ。
ある日いつもの様に卓球をしていたフォレストに通達が来た、栄誉勲章が言い渡されたのだ。
早速ダン中尉に報告行ったフォレストであったが、ダン中尉はの姿なかった帰国していたのだ。
その後フォレストは偶然にもジェニーと再会を果たす。
彼女はブラックパンサーと名乗る集団のリーダーと付き合っていた、フォレストは彼女を叩いたリーダーに殴りかかった。
フォレストはジェニーのボーイフレンドになりたいと言い一晩中話続けた。
しかし翌朝、再びジェニーは去っていった。フォレストは勲章をジェニーに渡し見送るのであった。
その後フォレストは卓球で全米チームに入り、中国とも戦い有名人になった。
テレビでジョン・レノンとの共演も果たす。
テレビ局を出たフォレストの前に現れたのは、ダン中尉だった。
彼はニューヨークで車椅子生活でホテル住まい、フォレストはダン中尉とクリスマスを過ごした。
ダン中尉は神を受け入れられない。フォレストは言うエビ釣りの漁船を買うと、ババとの約束を果たすと。
飲み屋で2人の女性と会いクリスマスを祝った。
その後部屋に戻ったフォレストに1人の女が抱きかかる、フォレストは嫌がり跳ねのけた。
すると女はバカなのと言った。それを聞いたダン中尉は激しく怒ったバカと言うなと。
そして2人を追い出した。
ダン中尉は身障者という言葉を嫌い、フォレストはバカという言葉を嫌った。
そして2人は静かに新年を向えた。
しばらくしてフォレストは軍を除隊した。そして故郷に戻ったのだ。
自宅に戻ったフォレスト、家中に彼の卓球のグッズが並んでいた。
フォレストはババの墓参りをし、エビ釣りの船を買って漁に出た。
しかし一向にエビは獲れない、そこでアドバイスを聞き船に名前をつけたジェニーと。
その頃ジェニーの生活は荒んでいた麻薬にも手を出す程だった。
フォレストのエビ漁は上手くいかない、しかしある日ダン中尉が彼の元に現れた。
一緒に働くと、フォレストは喜んで受け入れた。
でも簡単には行かず教会に足を運ぶ事に、ある時嵐に遭遇した。
多くの船が被害を受けたが、フォレストの船だけが被害をまのがれたのだ。
それからは大漁につぐ大量、会社は有名な大企業に成長した。
そしてダン中尉は救ってくれた事に感謝し、神と和解したのだ。
ある日フォレストの母親が病気だと連絡が入った。家に戻ったフォレスト、母はじき死ぬと言う。
母は死を恐れないで生の一部なのだと。運命は自分で決めるのだと。そして死を迎えた。
バス停では老婆がフォレストの話を聞き入っていた。
ダン中尉とはそれきりで、ダン中尉はお金をアップル・コンピューターの株に当ててくれていた。
一生食う金には困らないとの手紙を添えて。
フォレストは多くの金を寄付し、ババの家族にも渡した。
ある日ジェニーが現れたフォレストは彼女を抱きしめた。
毎日散歩し、色々な事を話した。ある日彼女は育った家に石を投げつけ崩れ落ちた。
それから一緒に過ごし、幸せな日々を送った。
フォレストはプロポーズを、その晩2人は結ばれた。
しかし翌朝、ジェニーは再びフォレストの元を去っていた。
1人になったフォレスト、理由もなく走りたくなり走り出した。町を越え州も越えひたすら走った。
そのうち多くの参列者が彼と一緒に走った。彼が走る事に意味があると思っていたからだ。
結局3年以上走り続け、疲れたと言い彼の走る日々は終わった。
家に戻ったフォレストにジェニーからの手紙が届いた、会いに来て欲しいと。
そして今、彼はバス停にいるのだ。
しかし横に座っていた老婆に道を教えてもらい走ってジェニーの家に向かった。
ジェニーは集めていたフォレストの載った記事を見せた。そして彼女はフォレストに許してほしいと。
その時1人の男の子が家に帰ってきた。男の子の名前はフォレスト彼の息子だ。
驚くフォレスト自分の様に知能が低いか心配だった。しかしフォレストJrは頭の良い子だった。
更に驚くことにジェニーは病気を患っていたのだ。
3人は家に戻り晴れて結婚式を挙げた。そこにダン中尉が義足を付け歩いて、しかも奥さんを連れて来てくれた。
3人は幸せな日々を送っていたが、ジェニーの病状は悪化していく。
ある日フォレストは今まで見た景色や思い出をジェニーに語った。
そして土曜日ジェニーは天に召された。
フォレストはジェニーの墓標で悲しみながらも息子の成長について話し息子からの手紙をそっと置いた。
そして悲しみを打ち明けた。
フォレストは息子と一緒にスクールバスを待っていた。
フォレストはバスに乗る息子に愛していると言い、息子も愛していると。
バスを見送るフォレスト、するとフォレストの足元にあった1枚の羽根が空に舞った。
映画「フォレストガンプ」1人の青年の人生を通し感動を与えた物語・まとめ・感想
今回は感動巨編映画「フォレスト・ガンプ」を紹介させて頂きました。
何度見ても優しい気持ちになれる名作だと感じます。ちなみに僕は上映当時2回映画館に足を運びました。
その後もDVDを購入して、癒されたい時は鑑賞しています。
作中に散りばめられた数々の名セリフ、実際に見てみないと実感出来ないと思うので、是非1度でも多くの人に見てもらえたらと思います。
しかも、ユーモア溢れる場面も多くあるのでワクワクしながら見れるのも「フォレスト・ガンプ」の良い所です。
凄くメッセージが多い作品なので、あなたもこのメッセージを受け取って下さい。
これからも映画三昧生活では、多くの映画作品を紹介していきます。
あなたの映画三昧生活が始まる事を期待して執筆していきます。
それでは次回の記事でお会いしましょう。ありがとうございました。